頑張りすぎない
本業のお仕事を頑張りすぎて、ちょっとだけお休みすることになりました。その間は仕事のことを忘れてAmazon Prime Dayで新しく買った本や前から積読状態の本を読み出したところです。
最近読んだ本の中で面白かった本を紹介します。Prime DayでKindle本のランキングに上がっていたのでご存じの方もいらっしゃるかもしれませんが、以下の行動経済学の各種実験をもとにした本です。
予想どおりに不合理 行動経済学が明かす「あなたがそれを選ぶわけ」https://www.amazon.co.jp/gp/product/B00K1A75N4/
行動経済学とは例を出すとダイエットのためにはスタバのフラペチーノを控えて運動をした方が良いとわかっていても、新作のフラペチーノを買ってしまうというありがちな現象を何故そうなってしまうのかというようなことを(?)真面目に検証した学問ですね。
この本はこの行動経済学の分野ではとても有名な本だそうです。その中で出てくる話は無料だけ特別!という話など含めてどれも面白いのですが特に個人的に9章の「扉をあけておく」という話がとても心に響いたので、ブログにあわせてシェアします。
人は複数の扉(選択肢や可能性)がある状態ですべての扉を閉じまいと不合理に動き回ってしまい、ほぼ無価値な扉であっても追いかけてしまうという特性があるというお話です(本の内容から直接引用はできないのでわかりにくくてごめんなさい)
どこの大学、会社、レストラン、ホテル・・・etc が良いかで散々私自身も悩んできましたが、あまり変わらないようなことに何日も場合によっては何か月も考えても結局はあまり変わらず、むしろその悩んだ時間がもったい無かったねというようなことが往々にしてありますよね。
周りを見るとなんにしても選択肢がありすぎて、その中でもなるべく幅広く知りたい、厳選して選びたいという気持ちから必要以上に時間をかけていることがあるかもしれないけれど思い切って扉を閉じるというのも必要だよねと。
株ブログであるので私自身もリターンをあげるために様々な媒体の情報をもとに勉強をして、さらに自分で分析および見通しを立ててというところまではやってきて人並みにはなってきたかな?と思うものの、範囲を広げてゴールドやコモディティ、仮想通貨といった自身がよくわかっていないものに対して扉を閉じようと思います。
もちろん誤解の無いように言っておきますと、これらのものを否定しているわけではなく、今以上には手を広げることはせず守備範囲の中でやっていくという話です。もちろん何でも手を広げてみるのも最初は良いと思います。その中で得意なことが見つけられたら、そこに注力していくのが良いですね。私がたどり着いたのが優良グロース株のロング戦略というだけのこと。
特に長期投資を目指しているのであれば、毎日相場に立ち向かう必要もなく、余暇を大事にしやすいでしょう。私は家族との時間が一番大切だと思っており、子供もまだ小さくて手を広げられないという事情もあるので、これ以上は頑張らないことをモットーにしていきたいですね😊
参考までに本の中で記載があった企業名から気になったもの(持ち株もありますが)を記載しておきます。
- スターバックス ($SBUX)
- ハーシー ($HSY)
- アマゾン ($AMZN)
- フォード ($F)
- Zillow ($ZG)
- コカ・コーラ ($KO)
- ホームデポ ($HD)